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空き家対策事業BLOG

空き家再生事業「家サイクル」は、神奈川県の経営革新計画の認証事業として承認されています

2023年4月10日 空き家対策事業

空き家再生事業「家サイクル」が神奈川県の経営革新計画の承認事業になりました

弊社が昨年末からその承認を頂くべく申請作業を進めていた経営革新会計画において、中小企業等経営強化法第14条第1項の規定に基づき、本年2月2日に神奈川県知事より承認を受けました。

経営革新計画とは

経営革新計画は、中小企業の経営革新を支援するための制度であり、その認証を取得するためには、経営の現状分析や取り組む事業の課題と対応策の構築等を通じて、その事業の革新性や実現性が問われます。法令及び公序良俗に反する恐れがある場合や、計画の内容に具体性・確実性・実効性が認められない場合、公的な支援を行うことが適当でないと認められる場合は承認されません。

本認証を得ると、金融機関からの資金調達が優遇されるという経営的な大きなメリットが有られるとともに、認証を取得することで中小企業としての社会的な信頼性が向上するといわれています。

弊社の申請骨子

1, 経営革新の目標

従来の空き家再利用では、オーナーが初期投資としてリフォーム費用を負担する必要がありました。一般にリフォームに必要とされる費用は高額であり、客付けや管理が煩雑であるため、空き家が増加し社会問題化しています。独自のリフォーム技術とノウハウを駆使することで空き家を収益物件化し、管理運営することで当社の収益を拡大安定させ、同時に地域社会に貢献します。

2, 経営革新の実施に係る内容

① 当社の現状と課題

当社は、2017年に創業し、ハウスコーティング業から事業を始め現在は住宅用リフォーム全般、ならびに不動産業を営んでいます。リフォーム業の方では、大手不動産業者様の下請けとして比率が高く、地域に密着した活動が課題です。また不動産事業では中古物件の買取再販をメインに活動しておりますが、大手仲介事業者には無い特徴をもった事業運営が必要と考えています。

② 経営革新の具体的内容

当社で考えております新規事業は、昨今、社会問題化している空き家問題を解決することを通じて地元に貢献し、物件オーナーとの接点を獲得するとともに、景気に左右されにくい安定的な事業運営を行うものです。具体的には、空き家のオーナーに「家サイクル」の仕組みをご紹介し当該不動産家屋を借上げ、管理と運用を弊社で行います。
その際、放置された状態にあった空き家をオーナー様の負担「0円」、全額弊社の負担でリフォームして賃貸物件として転貸することで活用いたします。そして、賃貸物件に入居者が入り、家賃を得る事が出来た段階で家賃の一部をオーナー様に借用費としてお支払いします。

申請を検討した経緯

「家サイクル」は、空き家オーナー様から不動産物件をお預かりし、その管理とリフォーム、そして運用からクレームまでの対応までを一気通貫でお任せいただく事業モデルになります。従いまして、大切な資産をお任せ頂く上でオーナー様や地域の住民の方々からのご信頼頂く必要があると考えておりす。今回はその一助とすべく、公的な外部組織(団体)からの一定の評価を頂く必要があると考えて認証手続きを進めてまいりました。

本件認証の取得手続きに際しましては、逗子市商工会様のアドバイスを頂いております。
この場をお借りしてお礼申し上げるとともに、ご指導頂きました結果を活かし地域の活性化にも貢献できるよう活動してまいりたいと考えています。

ご参考

逗子市ホームページ:https://www.city.zushi.kanagawa.jp/
神奈川県経営革新計画:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/cnt/f105/index.html