リフォーム済の中古住宅が売り出されるまで

ご存じでしょうか？リフォーム済の中古住宅が皆さんに売り出しされるプロセスを。

中古不動産を買い取る不動産事業者さんの中には、自社でリフォームを行った後に販売する会社があります。弊社でも、神奈川県内有数の事業者さんの下請業者としてこの種のリフォームをお引き受けする事があるのですが、先日面白い事件が起きたのでご紹介します。

対象の物件は、藤沢市の一戸建でした。

担当営業さんと現場確認に伺ったのですが、事件が起きたのは、いつものように壁紙の貼替や和室から洋室への間取変更をどうするのか等、物件を確認しながらご相談していた時でした。

どの設備を入れ替えるかに話題が移ったとき、ユニットバスを見た担当営業の方はすかさず、「ユニットバスは交換！」とおっしゃったのです。その様子が以下の画像になります。

営業さんの仕事は、住宅を探しているお客様が気に入って頂けるような状態に仕上げることですから、こんな状態のユニットバスは交換したくなるのは当然だと思います。

しかし、弊社はエコリーフォームとしてコーティングの技術で設備を再生し綺麗に仕上げるのを得意としている会社です。この状態のユニットバスでもコーティングの施工でかなりのレベルまで仕上げられると考え、ユニットバスの交換という最終判断をする前に、「コーティングを試してみませんか」と提案しました。

なぜなら、交換とコーティングではその費用が１００万円前後も変わってしまうと想定されたからです。

そして、この担当営業さんは、仕上がったコーティング後の様子にびっくりし、最終的にユニットバスの交換を取りやめました。

１、コーティング前後の様子

少しわかりにくいのですが、浴室の壁に縦に入っている筋状のものは元からの模様になります。

２、ライフプラスの提案

普通に考えたら、ユニットバスの交換の方が施工業者は「儲かります」。我々も当然のことながら利益は欲しいのですが、お客様に満足してもらい長くお付き合いして頂きたいと考えています。

さらに、お知らせしておきたいこととしては、不動産やリフォーム事業に携わる方でも多くの方たちは、コーティングの持つポテンシャルをご存じないのです。従って、今回のような提案は出来ません。

中古住宅を購入し、お客様ご自身でリフォームプランを検討される時には是非もと参考にて頂きたいと思います。もちろん、設備の入れえも含めてご相談頂くことが可能です。

施工集もご用意しておりますので、こちらから、お問合せ下さい。